素描

美術モデル yuさん 主催のクロッキー会へ参加

画用紙、画材をかき集めてカバンに詰め込み、グラファイトを握りしめます

リクエストに応えて戴き、ラストのムービングスケッチ

筋骨の伸びやかな動きを、解りやすくポーズにして下さるモデルさんでした

暫くの間さぼっていたため、思うように筆が動きません

少しずつ勘を取り戻していかないとですね

アジサイ チャレンジ 2022

今年もやって参りました

6月恒例の、アジサイチャレンジ

相変わらずインクの扱い方に苦戦しています

2020-2021年のチャレンジ

この時期、紫陽花の色合いに

暫し目を奪われ、浮き世の憂を忘れる

相棒と云う名の万年筆

かねてから気になっておりました、Lichtopeさん へ、万年筆のペン先調整をお願いにお伺いしました

舶来品だから、書き味は日本語筆記には不向きなのだろうと、諦めかけていた万年筆を丁重に研ぎだしをして戴きました

インクや万年筆を愛する、作家の皆さんの作品や、色とりどりの文具が沢山並ぶ一室は、まるで異国の店内のよう

ここは東京の一角と云うことを、思わず忘れてしまうほどです

日常生活においてデジタル化が加速する一方、いまいちど書くための道具を見直し、ペンを手にすることによって

自身の心を整理し、落ち着けて、したためる

インクとペン先から紡がていく記録を見ていると、今までは嫌いだった自分の字を、少しずつ愛することが出来るようになるのではないでしょうか

布小物 追加納品しました!

八王子 八幡上町のイツミヤさん に、布小物類を追加納品しました

絹織物や反物など、八王子市内で造られた布地をメインに使用

おかげさまで、お薬手帳ケース、ペンケースともに、じわじわと人気が出て来ております

イツミヤさんの店内には、格言のごとく、肌着にまつわる健康情報がてんこ盛りです

冷房で冷やされた身体には、知らず知らずのうちに、疲れが溜まっているもの

夏の間の不調が噴き出してくるのは、秋になってからだと云います

一枚の肌着といっしょに、健康管理をはじめてみませんか

Writing is My Thing

手紙、SNSでの手書き投稿、プレゼンテーション資料などに、当方で幅広く活用している原稿用紙ですが、一体何を使っているの?とお問い合わせを頂くことが多くなりました。

愛用しているものは、あたぼうさん謹製の飾り原稿用紙です。

飾り原稿用紙とふたふで箋 – 文房具開発販売のあたぼうステーショナリー

幼少時代に嫌々ながら向かい合った無機質な原稿用紙とは異なる、華やかな飾り枠がまず目に留まります。

日本文学の書写、欧文レタリングの練習にも彩りを添えてくれます。

A 4、A5、ふたふで箋と幅広いサイズ展開です。

手書きでの使用はもちろん、原稿用紙をスキャンしてPPの発表用資料に貼り付けたりと

活用方法が拡がります。

以前エントリーした作品搬入の際の添付資料も、飾り原稿用紙を使って作成いたしました。

(「画家たるもの、描く事だけではなく作品を言葉で説明できる様にならないといけない」と熱く語りながら指導していた、学生時代の恩師の言葉を思い出しました)

飾り原稿用紙のおかげで、入選することができました。

萬年筆の日によせて 2020.9

中学校最後の年に出会ったクラスメイトは、カリグラフィー文字や万年筆、色とりどりの舶来品インクについて教えてくれた。

こっそりと親の引き出しから持ち出した万年筆、ブルーブラックのカートリッジを欠かさず常備し、書いて些細なことを楽しく味付けしてクスクスと笑い合う、そんなことを覚えていった。

萬年筆を使っていると文豪になった気分がする、そんな理由で私達はペンに名前をつけて喜んでいた。太宰治に坂口安吾。履歴書作成の時は嫌々ながら動いていたペン先も、友と笑い合い一筆をしたためている時はスルスルと進んでいくものだった。

このご時世、ペンも映える写真で色付けして、SNSに投稿してなんぼ、なのかもしれない。

それだけ電子機器や通信技術が発達したのだろう。

久々に萬年筆に名前をつけて呼びたくなった。そんな9月の終わりにマブダチへ向けて。

いちょう 大切に 2020.11

いつもならこの季節になると銀杏並木も鮮やかに色づき、通り沿いからお囃子が聞こえてくるのだけれど、なんとも静かな秋でした

ユーミンの歌の一節ではないけれど、気がついたら秋は遠く旅立っていってしまいました

さようなら、モッテ画材店 2020.1

Sayonara motte

学業の街、調布市の仙川町にある名店が2019年冬に閉店してしまった。時代の変化の波云々で片付けてしまうには言葉も足りぬし、無念さしか残らない。

仙川周辺には様々な画家達が居て、モッテ画材店を愛用していた。「展示会 困った時の モッテ頼み」そんな一句が絵描きの間で囁かれるほどに、モッテの額装技術と額縁種類の豊富さは沢山の作品や芸術を支えてきた。

絵描きたちは色々あれども、モッテ主催のクロッキー道場に集まり、描画に集中した後は線路沿いの赤提灯に移動して、パァーッと打ち上げで呑んだくれていたものだ。

かなりの酒豪揃いだった。

「描くこと」とは、「作品を額装すること」とは何ぞやをモッテの大檀那氏は30年以上の時間をかけて少しずつ伝えてくれた。

情報とデータばかりが流れ行く今の時代だが、モッテ画材店で知り得ることが出来た世界をこの先も忘れる事なくいきたい。

2021.2

以前の投稿文章、画像データを誤って喪失してしまいました

改装開店ということで、引き続きよろしくお願いいたします